ワンネス体験を保つには、観察に徹しなければならない。「保つ」というのは時間につながるコンセプトだが、ワンネスでは「時間」そのものが変化する。「時間」でなく「流れ」が中心になる。つまりワンネスを体験しているあいだ、切り分けて計測できる「時間」は存在しない。ワンネスを体験しているとき、それが1分なのか1時間なのか、その体験の長さが計れない。時間感覚がなくなるので体験している時間の経過もつかめない。時間がなくなる世界を体験してはじめて、いつも自分がどれだけ時間に支配されていたかに気がついた。僕の経験では、ワンネス感覚を体験しているあいだ、時間の感覚は完全になくなる。まず、時間というものが消滅し、すべてが「今」になる。過去、未来、現在は一つになる。過去から未来へという直線的な時間軸がなくなり、一つとなるのだ。それがわかったのは、親しい人たちの誕生と死の瞬間を見せられたからだった。人生にとってもっとも重要な瞬間、誕生と死の場面が一つの瞬間として目前に現れたのだ。それを見ていると、彼らに対する愛おしさで心がいっぱいになった。ふだん僕たちは、赤ん坊の誕生は喜びとして、人の死は悲しい出来事として経験する。でもワンネスを体験すると、魂の立場からこの二つが同等に見えるようになり、両方ともとても美しい現象に見えた。身体に入る前の希望と興奮、さまざまな体験を重ねて身体から離れていくときに抱く感謝の気持ちと喜び。死ぬときは身体から離れ、それまで積み重ねた体験と人間関係の豊かさで心が満たされている。それを眺めている僕も、喜びと悲しみを超えた素晴らしい気持ちでその死を見つめていた。ワンネス体験中は「時間」も「生と死の区別」もなくなり、すべてが瞬間的に同時に起こる。それは「今」。永続的で永遠の「今」。渦巻く力が中心となる。自分が躍動する力の一部になり、そこから前後左右360度の全方向が観察できる。このときのことを、表のステージ2で「時間が曲がりはじめる」と記した。ステージ4の時間を円で示したのは、過去、現在、未来の区別がなくなり、円の真ん中にいるようにすべての方向が同時に見え、すべての出来事が同時に観察できるからだ。つまり、過去、現在、未来が同時に観察できる。驚いたのは、その情報量の多さだった。膨大な情報が心になだれ込んできた。ワンネスを終えて通常の意識状態に戻り、脳で論理的に整理しようとしたが、今しがた体験したこと、時間や観察した状況は、僕の三次元の脳の機能では理解も処理もできないと思い知った。日常の時間の流れに戻ると、最初その次元の低さに情けなく、そして笑えてきた。大学の専門課程から、いきなり小学1年生の授業に戻ったような感覚だった。画家なら絵で、作曲家なら音楽で、詩人なら詩で表現しようとするだろう。でも、たとえ一流の芸術家を集めてそれぞれが表現したものを見せたとしても、とうてい人には伝えきれないもどかしさを感じる。この体験を、ぜひ多くの人にしてもらいたいと思う。特に、国の政治経済を担うトップに。もし彼らが一瞬でもワンネスを体験したなら、自然を破壊したり動植物を痛めつけたり、戦争を起こしたりは出来なくなるのではないか。
本当にこの体験を多くの人に味わってもらいたい。
プラーナクリアニング
アファメーション
自己探求
チャクラクリアニング
エナジーワーク
ディグリー
光線
いろんな要素が絡まり、アセンションの道が続いています。
そしてアセンションはワンネスへの道でもあります。
この気づきに心からの愛と感謝を込めて・・・・
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