何年も前、『豊かさの法則』(講談社)という、緑色の小さな本に出会った。その主旨は、簡潔で素晴らしかった。神はすべての施与者である――以上、それだけである。ただ神を施与者として知っていればいい。そうすれば、神の源についてわかってくるし、神がどんな与え方を望もうとも、すべてを歓迎できるようになるというわけだ。その本を読んで、私の世界は根底からひっくり返った。こちらに来たがっているものについて、どんな形でやってくるべきかを私が一方的に決めたせいで、どれだけ頻繁にその流れを遮ってきたかが、突如としてわかったのだ。私は個々の小川と、神の豊かさそのものである海とを、勘違いしていたのだ。しかし、ここからがおかしい。著者は、こう繰り返し警告している。「これは四十日間続けなくてはなりません! そうでないと、この計画はうまくいきません!」さて、皆さんは私のことをご存じのはず。彼の厳格さがうっとうしくなった私は、二十日目でやめた。主義として。でも正直なところ、それで私の人生も金銭状態もすっかり変わった。重要なのは、神が源であると知ることだったのだ……そして、受けとるべくばからしいほど全開になること。これはあなたの準備具合によって、一分で理解できるかもしれないし、四十日かかるかもしれない。あるいは、今すぐかも。だって、神という意味のDivineに入っている文字は、飛びこむという意味のDive-inと同じだって、以前誰かに言われたから。ひょっとしたら、神はひらすらそれだけを待っているのかも?愛しいあなた、私を変えてください――どう与えるかは宇宙にいかようにもまかせる者に。神が自分の完全な源と知り、私は受けとるべく全開でいられますように。完璧主義や、〝間違う〟ことへの恐れをすべて手放させてください。あなたの心のなかに、まっすぐ飛びこませてください。
何度も出てくるけれど、お金は 豊かさの本質ではない。
豊かさを感じる手段として 流れるエネルギーの一種にしかすぎない。
そして、エネルギーは 愛から 宇宙から 神から 常に与えられている。
どう与えられるか それを信頼し 委ねきれる自分になること。
愛はいつも どこにでもあるのだから。
必要なとき、必ず受け取れる自分を信じればいいだけなのだから。
今日の学びに心からの愛と感謝を込めて・・・・