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急に入院することになったら 本人編

今回弟は意識はあるものの 話せない状態の失語症となったので 私が彼の手続きを代わりに行っています。
まず、急に入院することになったら「高額医療費申請」が必要です。(リンクは2023年7月のものです)
病院によっては、健保組合さんに申請書を出してくれるところもあります。
会社にお願いしたり、自分で申請したりできるので、まずはこの申請があることを理解していると安心できます。
この制度は収入によって上限額が異なりますが、一般的な収入の人は80000円程度までの支出以上を支払う必要がなくなるものです。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
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また長期入院が見込まれる場合には限度額適用認定証」があると都度申請する必要がないので覚えておくと安心です。
次に、本人の有給残を知る必要があります。
もし、本人に意識があれば本人に確認し、入院中の医療費に問題がないかを確認するといいでしょう。
入院が長期にわたる場合、傷病手当金が受け取れます。
病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、
被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
傷病手当金は収入の 2/3 ほどの金額が療養中にもらえる制度になります。
安心して療養できるような支援となっています。
ただし、初回の入金は申請後3か月ほどかかるので、3か月の医療費8万円×3 は手元に準備しておくのが安心ですね。
有給で給料が発生する間に 3か月分の医療費を確保するか、貯金をしておくことが大事です。
傷病手当金は1年6か月もらうことができますが、社会保険料は持ち出しになります。
実際は給料の1/2程度の金額が手元に残ると考えておくと、のちの計画を立てやすいと思います。
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1年半はじっくり療養に専念できると考えて、あとは治療に専念できるのではと思います。
また、我が家のように 突然本人が 意思疎通を図れない時も
家族が 高額医療費の申請、傷病手当金の申請は 代行できるので 覚えておくといいと思います。
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