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具現化

多次元的な現象を三次元的な事実体系まで下ろそうとしてそれを矮小化しないように、文字通りの〝解釈〟をすることにとても慎重であるべきだということだ。
わたしたちはよく、知的に理解する以上に直感的また感情的に悟ることがある。
人間という存在に関するわたしたちの限定された理解から啓示的な知識やセスを定義しようとすることは、たとえばバラの花を数字の3と翻訳したり、一方を他方の観点から説明したりするようなものだ。
中略
セスの主張は、わたしたちが自分自身やほかの人々そして世界についての意識的な信念を通して、自分の個人的な現実を創造しているというものだ。そして、その「パワーのポイント」はこの人生にせよ別のにせよ過去にではなく現在にある、という。
セスはわたしたち一人ひとりに意識的に行動する能力があることを強調する。そして人生のどのような状況に対しても、これらの考えを応用するにはどうすればいいのかを示すすぐれた実践法を伝授してくれる。
メッセージは明白なものだ。つまり、わたしたちは潜在意識のなすがままではないし、理解できない力を前に無力でもない。意識は無意識の活動を管理し、内なる自己のあらゆるパワーを自在に扱うことができる
内なる自己のパワーは、現実に対する、それぞれの人の見解に応じて活力を増す。
わたしたち人間は、「生き物に宿った神」であり、自らの想念や感情を現実化できるということは、自分の経験を形づくる能力を与えられているということにほかならない、とセスは言う。
具現化ができるのは特殊なことではなく、引き寄せが起こるのは偶然ではなく
私たちが自分の内側に注意を払うことで 何を引き寄せ、何を具現化していることを知ることができます。
自分が作ったものが気に入らないならば、気に入らないと怒りを吐き出すのではなく
何処が気に入らなかったのか、自分の中にある何が具現化したのかを 探し出す必要があります。
誰かのせいではなく、自分の内側になる 何かが その出来事を起こしています。
そのきっかけ、原因を見出し、それを手放すことでのみ 私たちは欲しい現実を創りだすことが出来るのです。
この学びに心からの愛と感謝を込めて・・・・
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