ウリエルとともに

大天使ウリエル「神の光、神の火」

光で行く道を照らし　あらゆる問題の解決を手伝う大天使

ウリエルという名前は、「神の光」「神の炎」という意味です。四大天使の一人ですが、智天使とも熾天使とも言われ、最高級の天使です。

対応チャクラ

• 第三チャクラ

イメージカラー

• 黄色

お役目

• “神の光”、“神の炎”という意味の名前を持つ。
• 神の知恵の光を人間にもたらす預言の解説者で、識見と新しい考え方を持って、私達の心を常に明るくしてくれる智恵と哲学の大天使です。
• ウリエルは光の天使で、太陽の統治者と呼ばれる程、まばゆいばかりの輝きを放ちます。
• その想像を絶する光は、神を映す事もできると言われています。
• 電気・稲妻・雷鳴・突然の行動と関連づけられ、運命の情報が記された巻物を持つか、杖を手にした姿でよく描かれます。
• 芸術面での閃きを導く使命があります。
• ウリエルには、地震や洪水などの災害から人間を守る使命があります。
• 自信を高める助けをしてくれる使命があります。
• 他人を助けるように動機づける使命があります。
• 神の無条件の愛と平和の光を届ける大天使としても考えられています。
• 必要な情報、アイデア、洞察を与えます。
• クレアコグニザンスを助け、「落ち着いて、直観を受けとる」状態に持っていく大天使です。ミカエル、ガブリエル、ラファエルの働きをサポートし、三大天使を繋げ全体を整える存在とも言われます。

ウリエルは困難な状況に光を当て、私達の問題解決能力を増幅させてくれます。

私達の思考の様々を、金色の光でまるで服を洗うように洗い流し、センタリング、集中させる助けを持っています。

明確に考えて答えを出す事が必要なとき、アイデアや知的な導きが欲しいとき、ウリエルの名前を思い浮かべてください。

何度も繰り返し浮かぶアイデア、愛に満ちた助けになるメッセージは、ウリエルからのものです。

試験や大切なミーティングなどで、すぐに答えが必要なときも、ウリエルは情報を与えてくれます。

ウリエルは、他者への奉仕こそが、真の豊かさ、真の報い、真の内なる平穏をもたらすと考えており、そのためにも、他人と平和的な関係を築くこと、謙虚に相手に尽くすこと、物質世界のその先を見据えること、意義ある使命に忠実であることを、インスピレーションを通して人々へ推奨しているのです。

お仕事のサポート

• 聖なる叡智で、心を明るくポジティブにしてくれます。
• 難問に直面した時や、会議、重要な商談の前に祈りを捧げると、守護と導きを与えてくれます。
• 他人を助けたいという「奉仕と愛」を感じた時、ウリエルはあらゆる方法で助けてくれると言います。

宗教的背景 

• 大天使ウリエルは伝説的な預言と解釈の天使であり、作家や教師にとってのインスピレーションの源である。
• 象徴は本と巻物です。
• 旧約聖書外典の「第二エズラ書」ではユダヤの救世主が邪悪なものを滅ぼしにやってくるとエズラに語りました。
• ノアに大洪水がせまっていることを知らせた天使だとされています。
• 太陽を支配する者という役目も持ち、最も目の利く天使であると言われています。
• 「最後の審判」の日に地獄の門のかんぬきを折り、地上に投げつけて黄泉の国の門を開き、すべての魂を審判の席に座らせる役目とも言われています。
• 珍しくも熾天使(セラフィム)とも智天使(ケルビム)であるとも言われ、「アダムとイヴの生涯」では、ウリエルは焔の剣を持ってエデンの園の門を守る智天使の1人と記されているそうです。
• ユダヤの伝承「ヨセフの祈り」の中では「私は人間たちの中で暮らす為に地上におりヤコブという名で呼ばれる」と彼は述べるのですが、そうなるとウリエルは天使から人間になった初めての者となると言われています。
• エジプトからのイスラエルの人々を、光によって導いたり、価値のないものを価値あるものに変える能力を、人間に教えました。価値のない金属を貴金属にかえるという錬金術は、人類に多大な豊かさをもたらしています。
• 「エノク書」では七大天使をまとめる長とされ、エノクを天国に引き上げて天国の案内役を務めたとされています。ミルトンの「失楽園」では、太陽の運行を司る太陽の統率者であり、天体の運行、気象、自然現象、季節を司る天使とされています。

大天使ウリエルからメッセージを受け取りたい時の、3つのアイテムをご紹介します。1つ目は琥珀（アンバー）です。琥珀はウリエルの意識と同調しているので、インスピレーションを受け取りやすくなります。2つ目はキャンドルです。ウリエルとつながるには、淡い黄色が効果的です。良い知恵を与えてくれるでしょう。

『天上位階論』によると、天使界は上位三隊、中位三隊、下位三隊の3つのグループに分けられており、さらに3つのグループの中にはそれぞれ3つの階級があります。合計9つの階級があるということです

神と最も近い位置にいる上位三隊

第1階級　熾天使（してんし）…第1階級の熾天使は、天使界最上級の天使で、神と最も近い位置にいる光の存在です。愛と情熱が強すぎて、炎に包まれているように赤く見えるので、熾天使（熾＝燃えるという意味）と言われます。6枚の翼を持っています。

第2階級　智天使（ちてんし）…天使界2番目の階級の智天使は、神の智恵を反映している天使であり、光と星の守護者でもあります。

座天使（ざてんし）…座天使とは、王座という意味で神を運ぶ者と言われます。複数の眼を持ち、戦車となって神を運びます。また、精神世界と物質世界をつなぐ役割もあります。

上位三隊を通して神に接触できる中位三隊

第4階級　主天使（しゅてんし）…主天使という名前には、「統治」「支配」という意味があり、リーダーシップに関することを支配します。シンボルは笏（しゃく）で、笏を持った姿が描かかれます。

第5階級　力天使（りきてんし）…「高潔」「美徳」という名前を持ち、奇跡を司っています。人間の意識に精神的なエネルギーをもたらし、英雄に勇気を与えてくれるのです。また、宇宙の星や惑星の動き、自然の法則を支配しています。

第6階級　能天使（のうてんし）…神が最初に生み出したとされる天使たちであり、宇宙の秩序や均衡を保つ役目があります。また、名前の通り、能力の天使として、全人類を導いてくれる存在でもあります。

主に人間界と関わる下位三隊

第7階級　権天使（けんてんし、ごんてんし）…文字通り権力を象徴し、国の指導者や権力者の守護を担当します。神の意思に従いながら、都市や国、地球を見守ります。

第8階級　大天使（だいてんし）…大天使はウリエルの階級です。人間界と守護天使を見守る役目を持っています。第8階級ではありますが、実際には天使界の中枢を担い、天使の中で最高の能力と権力を持つとされています。大天使という呼び名は、神が人類につかわした特に偉大な天使という意味なのです。

第9階級　天使…天使は神のお告げを人間に伝えたり、大天使からの命令を実行したりする役目があります。また、守護天使となって人間を守ってくれるのもこの階級の天使たちで、大多数の天使たちがこの階級に存在しています。

大天使は天使界では第8階級でした。ウリエルは大天使と呼ばれていますが、冒頭でも述べたように、実は智天使とも熾天使とも言われます。大天使という呼び名は、偉大な天使という意味合いが強く、実際は智天使、熾天使の階級とも言われる最高級の天使なのです。